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食事療法を始めたきっかけ

三大療法の限界に直面して

日本人の3人に1人の命を奪うがんを治したいという思いから、私は医師を志しました。がんがもっとも多く発生する消化器の外科医として修業を重ね、30年以上、数千例のがんの手術を執刀してきました。技術を磨き、がんの病巣を的確に取り除くことが、私にとっての初心を貫く道であると信じていたのです。

しかし、ある時期を境に漠然とした疑問を抱くようになりました。「手術・放射線・抗がん剤」という三大療法だけでは、がんは治しきれないのではないかと思い始めたのです。疑問を確信に変える転機となったのが、2002年に行ったがん手術後の追跡調査でした。
当時、外科部長を務めていた都立荏原病院で1402例の手術後の経過を調べたところ、5年生存率(手術から5年後の生存率)はわずか52%。半数近くの方は手術が成功したにもかかわらず、再発して亡くなっていたのです。手術で患者さんの体に負担を強いておきながら、その半分しか助けられないという現実に直面し、私は無力感に打ちのめされました。完全に病巣を取り除き、抗がん剤や放射線で最善を尽くしても数年で再発してしまうのです。それを防ぐにはどうすればいいのか。その時、恩師である中山恒明教授の教えを思い出しました。

「医者は、自分が病期を治すんだなどと大それたことを考えてはいけない。体は患者さん自身が治すもの。患者さんの免疫の力を高めて、治癒力を引き出すのが本当の名医だ」
この恩師の言葉が、私の原点となりました。

晩期がんも食事で回復が可能

漠然とした疑問を抱きだしていた頃のことです。私は非常に興味深い症例を体験しました。
ある肝臓がんの患者さんは既に手遅れの状態で、肝臓の半分を切除しても根治治療に至らず病変を残したまま手術を終え、余命は3か月と思われました。ところが、ご家族の強い希望で自宅療養を始めると、その方は不思議にもみるみる元気になり、3か月後には腫瘍マーカーの値が低下。さらに、1年半後のCT検査ではがん病巣の消失が確認できました。

驚いて「何かされたのですか」と尋ねてみると、奥様の提案で食事療法を行っているとのことでした。10種類の野菜と果物、きのこや根昆布などの海藻、納豆、ハチミツを毎日とったというのです。この患者さんのおかげで、たとえ晩期がんであっても徹底した食事療法で病気の治療は十分可能だということがわかりました。

余命を宣告され、自宅療養に移った患者さんには、こうした特殊な例が少数ながら存在しました。大きな肺がんが縮小したり、せき髄転移を伴う前立腺がんが治ってしまった症例もありました。
その方たちも皆、共通して玄米菜食に徹し、塩分を制限、肉食を一切やめるなどの食事の工夫をされていたのです。

がんを抑制する食事療法を確立

そこにがんの改善・治療の大きなヒントを見つけた私は、本格的な食事療法の研究を始めました。実際の治療に取り入れ、食事指導を始めると、これほどがんを抑制できるのかという驚きの連続でした。そして、ついにもっとも効果的な食事療法を確立することができたのです。

本サイトでは、その「済陽式食事療法」の概要を説明します。
食事療法は半年から1年継続することで代謝に変化が現れ、体の状態が整ってきます。定期的な検査で体調を見ながら、きめ細かく着実に実践していただきたいと思います。

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