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がんの危険信号を覚えよう

しこり、出血はがんの危険信号

これまでご紹介してきた食事法、生活習慣を実践していけば、がんになるリスクはほぼ「ゼロ」に近づけるでしょう。
ただ長年、無理な生活をしてきた人は、すでに体のなかでがん化が進んでいる人もいるかもしれません。
その場合、大切なのは、一刻も早くその症状に気づき、治療をすること。それがなによりも肝心です。
初期のがんは自覚症状に乏しいのですが、だからこそ、次の2つの特徴的な性質を知っておくことが、早期発見のカギになります。

  1. かたまり・しこり(腫瘍)ができる
  2. 出血しやすくなる

かたまりやしこりができると、周辺の組織と明らかに手触りが異なるため、自己触診でもよくわかります。乳がんや甲状腺がんが代表的な例です。
かたまりが大腸などの管状の臓器にできると、管がつまるといった症状が起こります。そのため、便秘と下痢を繰り返すようになります。
かたまりが肝臓にできると、肝臓から分泌される胆汁という消化液の流れが滞り、黄疸の症状が現れる場合があります。

がん細胞は成長・増殖するのに、正常な細胞よりも大量の栄養と酸素を必要とします。そのため、がん細胞自体が「新生血管」と呼ばれる新しい血管をつくり、血流を引き込みます。
ただ、新生血管は通常の血管と比べて血管壁がもろく、ちょっとした物理的刺激で出血します。だから、「出血しやすくなる」のです。

たとえば、肺にできたがんだと血痰、大腸だと血便が出るという具合です。胃がんでも出血が起こり、真っ黒な便(タール便)が排泄されることがあります。
子宮体がんでも、血の混じったおりものや過多月経などの不正出血が見られます。不正出血が持続的に続くと貧血症状としてのめまいや動悸、息切れが現れます。こうした症状も、がんによるものであることも少なくないのです。
この2つの性質を理解しておくと、初期症状をいち早く察知することができます。

「体重の減少」「便の色」は危険サイン!

体重の減少は、医師にガンを疑わせるもっとも特徴的な症状です。
運動に励んだり、ダイエットに挑戦中だったりといった特別な理由もなく、いつもと同じ生活を続けているのに体重が減っていくのは、医師も気になる現象です。
1か月で、10パーセント以上の体重減少がある場合は要注意です。

がんは大量のエネルギーを消費するため、正常な細胞に届けられる栄養を横取りして独り占めをします。それで、体はがん細胞の成長・増殖にともなってどんどんやせていくのです。
そのやせ方は、周囲の人が驚きをもって気づくほどです。

ほかには、便の異常も医師ががんを疑う症状です。
日本では胃がんや大腸がんなどの消化器のがんが多いのですが、これらのがんには、必ず便の異常が見られます。

胃がん、十二指腸がんでは、タール便と呼ばれる真っ黒な便が排泄されます。
前述したように、がん細胞には血管壁のもろい血管が多くあり、ちょっとした刺激で出血をします。流れ出た血液は、胃の中の内容物とともに小腸、大腸へと運ばれ、便となって排泄されるのです。

血液中には、鉄分を原料とするヘモグロビンが含まれています。この鉄が排泄までの間に参加していきます。それで便が黒くなるのです。良性の腫瘍である胃潰瘍でも出血があったり、便が真っ黒になったりします。いずれにせよ、「真っ黒な便は要注意」です。早めに医師に相談しましょう。

大腸がんでは、便は暗赤色や暗紫色になります。肛門に近い直腸だと鮮血色の下血があります。痔でもある場合も多いのですが、もし、体重の減少が気になるようでしたら、医師に相談する必要があります。
長引く便秘や下痢は、大腸がんの危険信号です。便秘薬、下痢止めが効かない、便秘と下痢を繰り返すといった状態が続くようであれば、やはり注意が必要です。

せき、痰、食欲不振、尿の異常も要注意

自覚症状としては、せきや痰、ほかに食欲不振が挙げられます。
かぜが長引いているときに、せきや痰がしばらく続くことがありますが、多くはかぜ薬で抑えたり、栄養と休養をしっかりとったりすれば自然と収まります。
しかし、かぜの治療をしてもせきが止まらないようであれば、肺ガンを疑うことも必要です。

痰に白っぽいもの、黄色や緑色のもの、黒っぽいもの、粘り気のあるものなど、種類はさまざまです。
一般にウイルスや細菌の感染であれば、痰には粘っこく色がついています。
しかし、赤やピンク、赤黒いものは血液が混じっていると考えられます。とくに、痰のなかにすっと線を引いたような赤い筋があるときは要注意です。
また、がんのできた部位によっては、食欲が低下することもあります。

尿にもチェックポイントがあります。
尿が出にくい、排尿時に痛みがある、排尿に時間がかかる、残尿感がある・・・。
このような症状は、男性であれば前立腺がん、女性なら膀胱のトラブルが原因になっていることが多くあります。

血尿の場合は、多くが膀胱や尿道、腎臓にかかわる病気と考えられます。けっして多くはありませんが、腎臓がんや膀胱がんの可能性もあります。
また、ストレスによる体力低下や免疫不良から病気にかかり、血尿が出る場合もあります。
血尿が出た場合、何かしらの病気が進行していると心得ましょう。血尿は体の異変を示す、危険信号です。

40代で不適切な生活をしている人は、体ががん体質に傾いているかもしれません。
50代からは、誰もがいつがんになってもおかしくない「がん適齢期」です。
「先んずれば、がんにかつ」。どんな場合でも、早期発見・早期治療があって完治に向かいます。
少しの異変、違和感があったならば、ためらうことなく医師の診察、治療を受けることが大事です。

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